金銭運は第2、5、8ハウスが表します。
第2ハウスは稼いで儲けるハウス。第5ハウスは投機、証券取引の収入。第8ハウスは遺産や保険金等の他人からもたらされた収入です。
いずれかのハウスに天体がいてハーモニーのアスペクト(角度)を形成しているなら、金銭に困ることは在りません。莫大な資産を築く人は第2ハウスに木星がいてハーモニーのアスペクトを形成しているケースが多くみられます。
反対に火星、土星、海王星といった凶星といわれる天体が凶のアスペクトを組んでいるとなるとお金に苦労します。
それでは、どうやったら財産を築けるのでしょう。
第2ハウスの主星がいるハウスが、その方法を教えてくれます。例えば獅子座なら主星の太陽がいるハウスを捜します。もし第5ハウスなら、株の売買、スポーツ、芸能関係等で財産を作ることができます。
第6ハウスなら給与、第9ハウスなら貿易等の外国との取引で稼ぎます。第4ハウスなら不動産。第10ハウスならば事業収益ととらえます。
いずれにしてもハーモニーのアスペクトがあることが望ましいです。もし不調和なら慎重に行動しましょう。
ただし不調和のアスペクトでも、天体が強力なら、試練に耐え苦難の末に財産を築くでしょう。アストロロジーは可能性をしめします。それを結果に結びつけられるかどうかは、その人自身の行動にかかっていることをお忘れなく。