2023年の世界。そしてあなたの運勢はこうかわる。


新年おめでとうございます。といっても世の中あいかわらず混沌としていて落ち着きませんね。喜びをまったく実感できない人も多いと思います。

インフレは留まるところを知らず、ウクライナ情勢も一向に変わる気配がありません。またコロナも終息どころか、あらたな変異株の登場で予断が許しません。

職場ではリモートワークが定着し、ラッシュアワーの光景も減少し、マスク姿が定着しました。予想不能のこれらの社会現象は、すべてグレイトコンジャンクションがもたらした事象といえます。

土星・木星のコンジャンクションに冥王星が加わり、混乱・哀しみ・格差・貧困の規模が大きくなり、長引いています。冥王星は物事の終わりと始まりを表し、これまでの価値観を覆す役割を果たします。しかも厄介なのはスケールが巨大であり、そのため影響が予測不能となりやすい。加えて土星は、もともと慢性的に続く試練を象徴し、さらに幸運である木星は膨張するという意味合いがあり、この3つの天体が絡み合い、巨大なマグマとなって地球を人々の生活を押し流し、世界を揺さぶる出来事を引き起こしました。その結果変革を余儀なくされる事態になりました。
それでは、今年はどうなるのでしょうか。

外惑星といわれる動きの遅い冥王星・天王星・土星・海王星が互いに不調和のアスペクトの場合、アメリカの9.11事件、第二次世界大戦勃発といった歴史的な大事件を引き起こします。幸い今年はいずれの惑星もアスペクトを持たないので、小康状態を保てそうです。
冥王星は3月24日に225年ぶりに水瓶座に入り、6月11日まで滞在します。

水瓶座は変革を意味し、これまでの慣習を壊します。常識を打ち破るような独創性、創造性に富む商品の開発やサービス。また斬新な企画が評価され、企業の在り方も大きくかわります。土星もまた魚座に、天王星は牡牛座、海王星も魚座に移動します。

もしあなたのホロスコープの天体が、これらのトランジット(現在運行している天体)している4つの天体とアスペクトを形成していたら、位置するサインに関連する事柄に大きな変化が訪れます。

たとえばトランジットの天王星を例にとると、すべてに予想外のハプニングがおこります。第5ハウスにあり、あなたのバースチャートの天体と調和していた場合、予想しない恋人の出現があるでしょう。不調和なら突発的な別れがおとずれます。第7ハウスなら結婚問題がおきます。不調和なら失望や詐欺にあうかもしれません。第1ハウスならあなた自身のプライバシーにかかわる事、2ハウスならお金にまつわる出来事、3ハウスなら近所・兄弟間の出来事。4ハウスなら家庭や住宅問題、6ハウスなら健康、職場。8ハウスなら遺産。9ハウスなら遠方の旅行には注意しましょう。10ハウスなら、異例の抜擢があるやもしれません。11ハウスなら友人との軋轢、あるいは素晴らしい友人との出会い。12ハウスなら詐欺事件に注意が必要です。

土星ならどうでしょう。調和していたら精神的な落ち着きと安定をもたらします。反対に不調和だと位置するジャンルの事柄に対して試練や我慢を強いられるでしょう。海王星なら調和の場合はクリエイティブなひらめきやら、芸術的な才能が評価されます。不調和なら、精神的に不安定となり、誘惑に負けやすくなるため要注意です。とくに特殊詐欺には気を付けましょう。ただし、天体同士が凶星同士の場合には、たとえアスペクトが良くてもよい結果にはなりません。太陽、月、金星、木星、水星のアスペクトがベストです。
何のアスペクトもない人はにとっては、これといったトラブルはなく、おちついた年になるはずです。

 

 

 

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